鹿児島県にあった喜界島などの旧海軍飛行場の設定。零戦の不時着シーンや主人公(岡田准一さん)が零戦に乗り込むシーンなどを、霧ヶ峰グランダー場などで計5日間のロケが行われました。
実物大の零戦を2機、この映画の為に作り上げ、その零戦を現場の霧ヶ峰に持ち込み、スタッフも約80名にのぼるとても大掛かりなロケでした。こうした何十年先にも残るような作品に、霧ヶ峰の自然がスクリーンに映し出されることは本当に嬉しいことです。
山崎貴監督は映画『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズなどで有名ですが、実は松本市出身で「中学生の時、初めて映画を撮ったのが美ヶ原高原で、こうして信州の高原で撮影していると懐かしい気持ちになった。」と満足そうに振り返っていました。